酒ばかり飲んでいて、いつかやめようと思いながら毎日飲んでいる。何らかの数値が出たときにやめようかと思っている。出たときにはもう遅いのなら早めにやめといた方がいい。けどやめられない。
スイスイスーダララッタ…
年末から、なんとなく調子が悪く。神経症(パニック発作にまつわる不安など)に、苛まれていた。人前で暗い表情を見せたり、辛そうな仕草をしたり、面白くなさそうな機嫌が良くないような態度を取ったりすることが増えて、そんな我慢のできない自分にまた落ち込んだりした。
演劇を観に行く30分前から動悸や吐き気があって、不安を抑えようとすればそれはやはり不安を増幅させるというのは長年の経験からわかるので、気にしていないことを自分自身を騙すように仕向けたりした。案外会場に入ったら大丈夫だったりした。
そんな中、本を読んでいると心が落ち着いた。今年に入って面白い本にたくさん出会う。Amazonの関連本システムは、お財布には痛いけど、よく出来ていると思う。自分に必要な本が見つかる。ただ、自分から遠いとこにある本も読みたいと思う。そんなときは、本屋をうろついたり、図書館をぶらぶらするのに限る。経済、化学、そんな買うほどでもないけど読んでみたいと思うものは図書館がいい。
とりあえず、さっきなんだか心の中がスッキリした感覚があった。本、ありがとう。ぼくの近くにいる人たち、ありがとう。
正月は毎年、妻の実家で過ごしてから家族で遠出する。去年は万博など色んなところへ行ったから近場にしようと、能登に行くことにした。能登町や珠洲市へ行ってきた。二年経った今でも、震災の傷跡があちこちにあった。そんな景色を眺めながら、記憶に留めておこう。後日このことを知人に話そうと思いながら見ていた。
宿に泊まって本を読んでいたら面白くて止まらなくなった。「死なれちゃったあとで」前田隆弘著
面白いという感想はどうかと思うが、身近で亡くなっていった人たちについて書いた本だ。ぼくも何人か死なれちゃった人である。そのやりきれない想いがこの本にやさしく包んでくれるような文章で書いてあって、少し救われた。救われても引っかかるんだろうな。解決することはないんだろうな。そんなことを思いながら、能登を後にした。
「PERFECT DAYS」という映画を観た。主人公は毎日毎日、同じような日々を送っていて、何も変わらないような毎日を送っているように思った。しかしラストの方で、何も変わらないなんてあるわけない、というような台詞を口にする。とても胸に刺さった。
おそらく一日一日を丁寧に、それこそ何も変わらないような毎日を生きていると、太陽が朝登ってくる位置とか、木々の色、風の調子、人々の空気、いろんな変化に気づくことができるんだな。立ち止まって見ると気づくことがあるんだなと思った。
来年は一日を丁寧に生きたいと思った。
良いお年を。
先日、中高生演劇ワークショップの成果発表公演があって、今年の活動の締めくくりのようなものになった。今までよりも、中高生と密に芝居を作っていたからか、終わるのが寂しい。もう会えない子もいる。さよならばかりしている。
昔とても好きだった魚喃キリコさんがもうお亡くなりになっていたと聞いた。亡くなって1年経つという。悲しい。鬱屈とした漫画を描いてその空気がとても好きだった。酒ばかり飲むようになったのも、ハルチンとその終わりにあるナナナンを読んだからといっても過言ではない。
実の姉が入院して大きな手術をしたそうだ。
なんだか今月はあまり調子が良くない。気分が上がらない。そんな自分でそのまんま過ごすしかないな。
一人一人とても懸命に生きている。