正月は毎年、妻の実家で過ごしてから家族で遠出する。去年は万博など色んなところへ行ったから近場にしようと、能登に行くことにした。能登町や珠洲市へ行ってきた。二年経った今でも、震災の傷跡があちこちにあった。そんな景色を眺めながら、記憶に留めておこう。後日このことを知人に話そうと思いながら見ていた。
宿に泊まって本を読んでいたら面白くて止まらなくなった。「死なれちゃったあとで」前田隆弘著
面白いという感想はどうかと思うが、身近で亡くなっていった人たちについて書いた本だ。ぼくも何人か死なれちゃった人である。そのやりきれない想いがこの本にやさしく包んでくれるような文章で書いてあって、少し救われた。救われても引っかかるんだろうな。解決することはないんだろうな。そんなことを思いながら、能登を後にした。